ペットショップやホームセンターに行くと、たくさんのドッグフードが並んでいますよね。
安いドッグフードから高いドッグフードまで、商品によって価格差がかなり大きいので、どの商品を選べばよいか迷ったことがある方もいると思います。
ほとんどの飼い主さんは、「愛犬にはできるだけ長生きしてほしい」「なるべく体にいいフードを与えたい」と思っていると思いますが、毎日あげるものなのでコスパも気になるところ。
安いドッグフードでも長生きできるの? 安いものと高いものとの違いは?
気になるギモンについて、実際の飼い主さん達のリアルな声を集めてみました!
意見は色々!飼い主さんのリアルな声をご紹介!
ワンちゃんを飼っている飼い主さんが、実際愛犬にどんな食事を与えているのか、知恵袋で回答されていた中からいくつかご紹介します!
ウチは食べ放題です。
フードは安い物。
毎日夕食は鶏肉。
人間のおやつも残飯もあり。まだ元気な14歳(^o^)
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大型犬15才です。基本は室内ですが、ベランダには自由に出ています。
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まだまだ現役で、お散歩では嬉しくなるとスキップもします。
毎日、階段を上り下りしています。後から若い犬が次々に来たことが刺激になって良かったのではないかと思っています。
フードは、国産の安い物です。ペディグリー・愛犬元気などホームセンターの特売で十分だと思っています。
一時は子犬用なども食べてたので、ほんといい加減です。
10才頃からお腹に腫瘍があったり、血尿も出ていますが、病院には行っていません。
近所の若いわんちゃん達が、ちょっとしたことで受診し手術などをして命を縮めたのをみているので。
自然に任せるのが一番かと。
中型雑種犬で7歳ごろまで外飼い、年とってから室内飼いです。
ドッグフードはぺディグリーとかビタワンとかふつうの安いもの。
手作りは鶏肉、野菜、米を煮たもの。
これを朝晩与えて16年生きました。年をとってきてからはチューブに入った高栄養ペーストや、メイベットというEPAやDHAなどの含まれたサプリメントも与えたりしました
(まあ効果のほどは気休め程度です)
年老いていよいよ長くないかもしれない…となって食欲も落ちてきたころには
もう好きなもの、本人(犬)が食べたがるものなら何でも与えてやりましたね。
チーズ、アイス、ササミ、豆腐、などなど。本当に体に悪いものは(塩のきついものとか)もちろん与えてないですが。犬の寿命はご飯も大事ですが適度な運動で体力があることや、犬種による特性が大きいです。
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大型犬は関節や心臓にかかる負担が大きいので短命のことが多いですね。12年生きれば大往生といっていいでしょう。
小型犬は犬種ごとの特徴によって遺伝子疾患や皮膚疾患とか持ってる子が多く、持病があったりしてやや短命です。
中型犬、特に雑種は一番可もなく不可もなく、バランスが良いので長生きで病気もしにくい傾向にあります。
はじめまして。
高い安いはあまり関係無いですよ。
我が家は高いのと安いのを交互にあげています。
犬はストレスが一番よく無いみたいです。
たまに手作りのごはんをあげたりもあり。
我が家の一番長生きした
犬は25年前ですが、16才と7ヶ月まで生きました。
いつも手作りでした。
猫も飼ってたので猫と一緒に食べてました。自分は猫だと思ってたのか(–;)
猫とよく遊んでました。
多分あまりストレスを感じ無かったから長生きしたと、母は言ってました。
我が家の近所の方によく餌さは何に?と聞くと
皆さんあまり高い餌さでは無いけど長生きしてます。
高い安いは関係無いと私は思います。
フードの成分は気にしています。
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犬の寿命は100%ドッグフードで決まるわけではありませんので一概には言えません。
但し100%決まるわけではありませんが、確実に一部分を担っているとは思います。
他の方も仰る通り、粗悪なフードよりも良いものを食べさせた方が確率は上がるものと私は考えます。
彼らは毎日数回それを食べるわけですし、人間も毎日安いカップ麺や菓子パンのようなものばかり食べていると栄養が偏って病気になったりするかと思います。プレミアムフードと量販的な格安フードで出る数1,000円の差額は、愛犬の健康を考えれば私にとっては気になりませんので、私は確率が高いと思われる方を使用します。
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飼い主さん達の声を聞いてみると、安いドッグフードでも長生きしたワンちゃんがいたり、高いドッグフードを与えていたのに若くに亡くなってしまったりと、一概に安いドッグフードは長生きできないということはなさそうな印象でした。
かといって、ドッグフードが寿命と全く関係ないとは言い切れませんが、ワンちゃんの体質や周りの環境など色々なことが寿命と関わっていると言えるのではないでしょうか。
安いドッグフードと高いドッグフードの違いとは?
ドッグフードは、安いものもあれば高いものもあり幅広い価格帯になっていますが、その理由は、入っている「原材料」と大きく関係しています。
安いドッグフードは、犬が消化しにくい穀物がたくさん入っていたり、保存料などの添加物が入っているものが多く、食べ続けるとアレルギーを発症したり、内臓に負担がかかって病気になってしまうリスクが高いそうです。
一方で高いドッグフードは、人間でも食べられるような新鮮な原料を使っていたり、オーガニックにこだわった無添加タイプのものなど、とにかくワンちゃんの健康を第一に考えた仕様になっています。
ワンちゃんによっては、安いドッグフードでも問題なく長生きしている子はいますし、安いと経済的負担が軽くなるので、一概に安いドッグフードが絶対ダメということはありません。
ただ、安いのか高いのかどちらが体にいいと言われたら、高いドッグフードを与える方が病気のリスクを減らせたり、体に優しい原料ばかり入っているので、ワンちゃんの健康を考えていると言えるでしょう。
気を付けたい4つの原材料について
前項で、ドッグフードは価格ではなく原材料が重要だと述べましたが、安いドッグフードに入っている可能性が高い以下の4つの原材料には注意が必要です!
①4Dミート
肉類がたっぷり入っているからといって、必ずしも良質なドッグフードとは限りません。
特に、Dead(死んだ)、Dying(死にかけている)、Disabled(障害のある)、Diseased(病気のある)の4つの頭文字をとった4Dミートと呼ばれる肉類は、食べ続けると体に害を及ぼす可能性があるので、気をつけないといけません。
②穀物(かさ増し)
安いドッグフードはコストを抑えるために、かさ増し材料として穀物を使用している場合があります。
犬は穀物を消化しにくいので、穀物が多く配合されていると便秘になったり胃腸疾患になる恐れがあります。
よく使われている原料としては、大豆ミールやビートパルプなどです。
③動物性油脂
動物性油脂が入っていると香りが強いので食いつきはいいですが、フードが酸化しやすいので、その分保存料や酸化防止剤などの色々な添加物が入っています。
亜麻仁油など体にいい良質な油ならば、問題ありません。
④添加物
人間には使用禁止になっている添加物が、ドッグフードでは使用されていることがあるそうです。
代表的なものとしては、合成着色料(赤色3号、青色2号など)や酸化防止剤(BHA、BHT、エトキシキンなど)で、発がん性があったり免疫力の低下を招いてしまいます。
安くて続けやすいオススメドッグフード3選
①スーパーゴールド チキンプラス
森永乳業グループから販売されているドッグフードで、手頃な価格なのが魅力です。
主原料は鶏肉でタンパク質を豊富に含み、乳酸菌やラクトフェリンなどの腸内環境を整える成分が入っています。
サイズも800g、2.4kg、7.5kgと3種類あるので、愛犬に合わせて購入できるのもポイントです。
②ネルソンズ ドッグフード
中型犬と大型犬向けのグレインフリーのプレミアムフードです。
ヒューマングレードの原材料を使用し、人工添加物は入っていないので安心して与えられます。
大容量サイズでコスパが良く、定期コースで最大20%オフで購入できます。
③プラチナム ドッグフード
1歳以上の全犬種に与えられるフードで、原材料の70%以上に高品質フレッシュチキンを使用しています。
100%ヒューマングレードの原材料を使用し、消化性に優れているのでお腹が弱い子やアレルギーを持つ子も安心して食べられます。
ドッグフードが不安なら手作りご飯がオススメ!
どうしてもドッグフードをあげるのが不安だったり、高くて品質のいいドッグフードをあげたいけれど金銭的に余裕がないなど、フードを迷われている方は手作りご飯がオススメです!
手作りご飯なら、原材料を全て自分で決められるので安心。
不要な添加物を入れることもないですし、新鮮で美味しいので愛犬の食いつきもバツグン!
実際に、ドッグフードから手作りご飯に変えたら、ワンちゃんの体調が良くなったという方もいるようですが、手作りご飯の場合、栄養バランスが偏りがちになったり、手間がかかるといったデメリットがあります。
心配な方は、ドッグフードに手作りご飯を少しトッピングするところから始めたり、手作りご飯のレトルト商品も販売されていたりするので、活用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
安いドッグフード全てが体に悪いとは一概に言えませんが、安いドッグフードには体に害を及ぼす原料や成分が入っている可能性が高いということでした。
ドッグフードは、価格で選ぶよりも何が入っているのか原材料をよくチェックすることが大切です!
良質なドッグフードや手作りご飯など、愛犬の体質に合ったものを選んであげてくださいね。