老犬におすすめのウェットフードをご紹介!原材料をよく確認しよう

人は、年をとると硬いものが食べられなくなったり、噛む力が弱くなって柔らかいものばかり食べるようになりがちですが、ワンちゃんも同じで、今までドライフードを食べていたのに食べなくなったり、食欲が落ちたりと食に対して関心が低くなってしまう子がいます。

そんな老犬の救世主といえるのが「ウェットフード」です!

ウェットフードは、香りも強いので食いつきが良く、ドライフードにトッピングしたりおやつとして与えたりなど、様々な使い方ができて便利です。

最近では、総合栄養食タイプのウェットフードも続々登場していて、ウェットフードのみを与えている方もいらっしゃいますが、どれを選べばよいか分からない…という方も。

そこで今回は、老犬におすすめのウェットフードをご紹介!

いいウェットフードの見分け方や、保存方法などもご紹介しますので、是非最後までご覧ください。

老犬におすすめ!ウェットフード5選

数あるウェットフードの中から今回は、ペットショップやホームセンターなどで販売されていることが多く、比較的手に入りやすい老犬用ウェットフードを5商品厳選してみました!

商品選びに迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

①シュプレモ カロリーケア シニア犬用

素材が感じられるパテタイプで、シュプレモのドライフードと比べてカロリー約70%オフなので、運動量が少なくなったシニア犬に最適!

総合栄養食なのでこれ1つで栄養を摂れて、ドライフードのトッピングとしても使える。

②シーザー 14歳からの 蒸しささみ チーズ・野菜入り

油を使用していないので、ヘルシー&低カロリー。

スープタイプで食べやすく、グルコサミン配合で足腰の健康に配慮している。

副食なので、ドライフードのトッピングとして使ったり、おやつにもおすすめ。

③ワイルドレシピ ビーフ 成犬用

高たんぱく&穀物フリーなので、アレルギー持ちの子やお腹が弱い子にも安心して与えられる。

チキンとターキーが入っているので肉々しく、食いつきバツグン。

④デビフ ささみ&レバーミンチ 野菜入り

子犬から老犬まで、幅広く使える総合栄養食タイプ。

人間の食品用の鶏ささみやレバーをふんだんに使用し、人参やグリンピースなどの野菜類もバランスよく配合。

ミンチ状なので食べやすく、日本の工場で安全管理徹底のもと製造されている。

⑤ロイヤルカナン 12歳以上

グレービーソースタイプで食べやすく、香りが強いので食いつきがいい。

リコピン、EPA、DHA配合で高齢期の健康に配慮し、腎臓の健康に配慮してリンの含有量を調節してある。

超高消化性小麦タンパク使用で、お腹の健康に配慮している。

良質なウェットフードの選び方

ウェットフードの中には、添加物がたくさん入っていて体にあまりいいとは言えないものもあります。

ここでは、質のいいウェットフードの見極め方をご紹介します!

まず始めに、分類を確認しましょう。

ウェットフードは、総合栄養食(これ1つで主食となるもの)、間食(おやつやご褒美に使うもの)、副食(トッピングなどおかず的なもの)、栄養補完食(サプリメントのようなもの)の4つに分類されています。

ウェットフードをどのように使うのか、与える目的に応じて選ぶようにしてください。

次に、対象年齢を確認しましょう。

パピー用、成犬用、シニア犬用と分かれているものもあれば、オールステージに対応しているものもあるので、愛犬に合ったものを選ぶようにしてください。

次に、パッケージのチェックです。

原材料の欄を見て、明確な原料が記載されているか(表記が曖昧なものは×)、アレルギー食材が使われていないか(牛やラム、穀物などが入っている場合は注意する)を確認してください。

次に、添加物をチェックしましょう。

ウェットフードは、水分量が多いので保存料などの添加物は欠かせません。

品質維持に必要な防腐剤や凝固剤、増粘剤などは必須なので、さほど気にすることはありませんが、見た目をよくする着色料や発色剤など、不要な添加物が入っていないものを選ぶようにしましょう。

また、パッケージの形状も大切なポイントです!

缶タイプは、賞味期限が長いですが一度開封すると急激に酸化が進むので、1~2日で食べきれる量のものを選んでください。

パウチタイプは、かさばらないので保管しやすく、捨てる時はコンパクトにたためるので便利です。

トレイタイプは、お皿に移しやすいので使いやすくストレスがかかりません。

形状については、飼い主さんのライフスタイルに合っているものを選ぶとよいでしょう。

ウェットフードのメリット&デメリット

ウェットフードのメリットとしては、水分量が多いので同時に水分補給もできる、嗜好性が高く食いつきが良いので食欲がない時でも食べられる、柔らかいので子犬やシニア犬でも食べやすい、ことなどが挙げられます。

一方でデメリットとしては、ドライフードに比べると添加物が多い、歯垢がつきやすく歯石になりやすい、ドライフードと比較すると割高なことです。

歯石については、ご飯を食べた後に歯磨きすることで対策できます。

ウェットフードの正しい保存方法について

ウェットフードは、一度開封するとどんどん酸化して品質が下がってしまうので、注意が必要です。

開封後の保存期間は、商品によって異なるのでパッケージをよく確認してくださいね。

缶詰の場合は、ラップや輪ゴムなどを使って蓋をして冷蔵庫で保管します。

パウチタイプの場合は、他の容器に移し替えて密封するといいでしょう。

なお、食べ残しは雑菌が繫殖してしまうので、なるべく早めにさげるようにしましょう。

まとめ

老犬になると、ドライフードを食べなくなったり食欲が落ちたりする子が多くなります。

そんな時役に立つのがウェットフードですが、ウェットフードを選ぶ時は対象年齢をチェックすること、どんなものが入っているかパッケージをよく見て原材料や成分などを細かくチェックすることが大切です。

毎日与えるものなので、老犬が長生きできるよう良質なフードを選んであげてくださいね。

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